シュートでやりがちなNGポイントと改善法
2024年10月19日 13時00分
U-12バスケットボールのシュートでよくあるNGポイント
U-12バスケットボールのシュートに関して、子供たちがつい陥りがちなミスがあります。これらのNGポイントを見直すだけで、シュートの成功率が大きく変わることがあります。まずは、どんなミスが多いのかを見ていきましょう。
腕の力だけでボールを飛ばそうとしている
よくあるミスのひとつは、腕の力だけでボールを飛ばそうとすることです。特に体の筋力がまだ発達しきっていない子供たちは、腕に頼ってしまうことが多く、これではシュートが届かなかったり、コントロールが不安定になります。全身を使って打つフォームが大切です。
リリースポイントが低い
シュートを打つ際のリリースポイントが低いと、ボールの弧が浅くなり、ゴールに届かないことがよくあります。多くの子供たちは、焦って早くボールを放してしまい、このNG動作を繰り返してしまいます。シュートの精度を上げるには、リリースポイントを意識することが必要です。
シュートがうまくいくための改善方法
それでは、NGポイントを避けて、どうやってシュートを成功させるかを見ていきましょう。小さな改善でも、大きな違いを生むことができます。
全身を使ったシュートフォームを意識しよう
腕の力だけに頼らず、全身を使ってシュートを打つことが重要です。具体的には、膝をしっかり曲げてジャンプし、その力を利用してボールを飛ばすことがポイントです。体幹を使ってシュートすることで、ボールに安定した力が伝わり、シュートが届きやすくなります。お子さんが体全体を使った動作を意識することが上達の近道です。
正しいリリースポイントとタイミング
リリースポイントは、ボールを放つ瞬間の位置です。ボールを高く、ゴールに向かって弧を描くように放つことで、シュートの成功率がぐっと上がります。また、タイミングも重要です。ボールを手から放す瞬間は、ジャンプの頂点で行うと、自然な力がボールに伝わりやすくなります。
練習方法で意識すべきポイント
シュートの技術を向上させるためには、効果的な練習方法を取り入れることが大切です。ここでは、子供たちが意識すべき練習ポイントをご紹介します。
段階的に距離を伸ばしていく練習
いきなり遠くからシュートを打つのではなく、まずは近距離から始め、徐々に距離を伸ばしていくことが大切です。近距離で正確にシュートが決まるようになれば、少しずつ距離を広げていきましょう。ゴールに向かって正しいフォームでシュートを繰り返すことで、自然とボールが届くようになります。
正しいフォームを繰り返し確認する
練習では、正しいフォームを何度も繰り返すことが大切です。リリースポイントや体の使い方に注意しながら、フォームを体に染み込ませましょう。正しいフォームが習慣化されれば、試合中でも自然に再現できるようになります。家でもシュートの動作を確認し、反復練習をすることをお勧めします。
まとめ
U-12バスケットボールにおいて、シュートのNGポイントを意識することで、シュート成功率は大幅に改善されます。腕だけでなく全身を使ったフォームを心がけ、正しいリリースポイントとタイミングを意識しましょう。また、練習では段階的に距離を伸ばし、正しいフォームを繰り返すことで、シュートが確実に決まるようになります。焦らず、楽しく練習を続けることで、お子さんのシュート力は確実に向上します。
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